ブログ小説 復讐計画書

復讐計画書 自立4

「じゃあもう一回大学に行けばいいじゃん。センセイ頭は悪くないんだしさ、頑張れば行けるんじゃない?」この子は何でも簡単に言う。そりゃあアナタくらい頭が良くて実家がお金持ちならそういう道もあるだろうけれど。私は大学に入るとなったら必死で勉強し...
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復讐計画書 自立3

「本当はさ、化粧品とか薬とか、そういうのに興味あるんだよね」この子には何でも素直に言える。元教え子だからかな?まぁ、私が教える事なんてほとんどなかったけれど。化粧品に興味がある、と夫に言った事がある。夫はデパートでたくさんのブランドコスメ...
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復讐計画書 自立2

「じゃあさ、医療事務なんて良いんじゃない?俺、コネあるよ」火遊びはしない。夫から自立できるようになるまで離婚はしない。夫の庇護下で自立への道を歩むことが、今の私ができる最大限の復讐だと思う。そう伝えたらコレ。医療事務なんて、まったく経験が...
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復讐計画書 自立1

私が一人前に自立出来るまでは離婚しないことに決めた。許したか?と聞かれると、頷きたくはない。だけど、今までの夫から自分に向けられていた優しさや愛情の全てを疑うほど。私たちの信頼関係は薄くなかったように思う。そもそも突き詰めて考えると、私が...
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復讐計画書 貴方と私5

最低な人間だと思われるのを覚悟で妻に打ち明ける。仲間と賭けをしたこと。ちょっとした出来心の娯楽だったこと。やましいことは一つもなくて、そんな気持ちも1ミリもなかったということ。遊びの賭けのつもりがとんだ地雷女だったことで、自分も困惑してい...
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復讐計画書 あの女の現在7

すぐ出られるって言ってたくせに。嘘つき嘘つき嘘つき。あたしは何にも悪くないのに、みんなして何であたしに嫌なことするわけ?ママはあたしを迎えに来てくれないし、なんか話が通じないんだって。病気かどうかって聞かれたけどそんなの知らない。どうせど...
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復讐計画書 あの女の妹5

自分の人生を自分で決められるのは快感だった。嫌なことはあったけれど、あいつらとの暮らしに比べたら何ともないくらいだし、関わってくる人たちもそれなりにマトモな人が増えた。類は友を呼ぶって本当なんだなと思った。自分がいくら努力しても、掃き溜め...
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復讐計画書 あの女の妹4

結局すぐ父は亡くなった。いろいろ見越して手続きの仕方も調べていたから、そんなに困ることはなかった。寂しいとかそういう感情を感じる間もなく、ワタシは日々の生活に忙殺される。公営住宅はお金はかからないけれど、決して住みやすい場所ではない。トイ...
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復讐計画書 あの女の妹3

必死で勉強をした甲斐があって、ワタシは県内一の進学校に入学できた。特待生は無理だったけれど、無利子の奨学金は借りられたし。借金は増えるけれど、自分の将来を切り拓くためだ。親には期待できないし、後悔はしていない。アルバイトも届出をして、勉強...
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復讐計画書 あの女の妹2

とはいえワタシも結局、クソ女の妹でありあの両親の娘だ。正直勉強には手こずった。蛙の子は蛙って言うしな…。だけどワタシは諦めなかった。本当は中学受験をして私立の学校に行きたかったけれど。毒みたいな母親が反対したせいで学費を出してもらえなかっ...
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