出会ってすぐに付き合い始めて。
楽しい反面、自分の男を見る目の無さを思い出して不安になる。
この人を信じていいのかな?
また私、同じような失敗をするのかな?
でもそんなのは杞憂だったみたいで。
トントン拍子に、貴方との結婚が決まった。
私は好きなことを仕事にしていたけれど。
正直収入は少なくて、実家にいるから生活できているレベル。
だけど貴方は年上でお金もあって。
あぁ、これで将来の心配をしなくて済むって思ったのは事実。
貴方が私のことをすごく可愛いと思っているのが。
毎日ひしひしと伝わってきたので。
だんだん心も安定してきて。
そのうち貴方無しではいられないくらいに好きになってた。
これは愛情なのかな?
依存なのかな?
大切に守られてきたのは事実。
だけど裏切られていたのも事実。
何不自由無い生活を送れていたのも事実。
だけど、いつの頃からか仕事の内容を教えてもらえなくなったのも事実。
貴方からの愛情もずっと感じていたはずなのに。
こんな一瞬の出来事でここまでの不信の種を思い出すのは。
本当は私は。
貴方のことをずっと疑っていたのかもしれないと思った。
気付きたくなかったけど。
復讐計画書 出会い3

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