最初に気付いたのはいつもの美容室に行った時。
顎の下に小さなシコリがあるなと思ったくらい。
たいしたことないと思っていたけれど。
気になって病院に行ってからは一気だった。
それまでの生活が変わって、
一番支えて欲しい時に。
私の一番欲している立場は、
あの女のものになっていた。
どうしてだろう?
何がいけなかったの?
君は悪くないって、
それならどうしてなの?
謝られたって、土下座されたって。
理由が分からないんじゃ、どうしようもないよ。
私が悪くないならどうして?
私のせいじゃないならどうして?
どうして貴方の隣にいるのが私じゃないの?
教えてもくれないんだね。
最低な人。
復讐計画書 序章4

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