復讐計画書 ぐちゃぐちゃな気持ち1

やりたい事を考えて挑戦するって、なんて楽しいんだろう。
言われた事や求められている事を探してやる方がよっぽど簡単だけど。
手探りで、自分の道を探して行くって。
なんだか楽しいし、ちょっとワクワクする。
…けれど。
ずっと夫と2人でいたから慣れないだけかな?
ちょっと寂しく感じる事がある。
夫の事をまだ完全には許せてなくて。
ムカつくとか最低とか思う気持ちもなくならないのに。
新しい発見だとか興味のあるものだとか。
そういうものを夫と共有したいと思ってしまう自分もいる。

夫が私に気を遣っているのは良く分かる。
前はもっと堂々として見えたのに。
今は少し小さく見えて、何だか歳を取ったようにも思う。
ザマァ見ろと思う気持ちと、前みたいに引っ張って行って欲しい気持ちと。
自分が何を求めているのか分からなくて、すごくごちゃごちゃしている。

一つ分かった事は、私は支えてもらいたいと思っていないって事。
今までは夫に依存していて、おんぶに抱っこで守ってもらえる立場に甘えていたけれど。
やっぱり私は自立した女性を目指したいって思ったし、夫とは対等な立場になりたいと思った。
守られていることは幸せだったけれど。
そこに胡座をかいて自分で考える事を放棄して。
ただ何も考えずにそこにいただけの私にも責任がある。
自分の主張を考える事もしなかったし、
相手の意見を尊重しているようで、
争いたくなくてただ頷いていれば丸く収まると思っていただけ。

冷静になって考えてみると。
人任せで自分の意見がなくて、ただ庇護下に漫然と胡座をかいていただけの私も良くなかった。
けれど、だからと言って夫がした事も非常識と言うか。
妻をバカにしていると言うか、何様のつもり?と言うか。
ずっと目を背けていたけれど、
このまとまらないどっちつかずの意見が今の私の考えなわけで。
そしてこれを話し合って夫の意見を聞いてみたいと思った。
やっと、少しだけ向き合う決心が付いた。
結局終わりにするにしても、
もう一度だけ。

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